ブータンの子供達の英語

ヒマラヤ山脈の小さな王国ブータン。

GNH(国民総幸福量)で知られています。GDPでは測れないものの大切さを教える国です。

教育立国、英語重視でも知られていて、ブータンの子供たちは小学校の時から社会科や理科も英語で学んでいます。みんなとても素晴らしい英語を楽しそうに話します。

 

子供達に「どんな時に幸せを感じますか?」という質問を投げかけると、ある子は 「Learning new things with my friends.」(友達と一緒に何か新しい事を学ぶ時。) と答えました。毎日、険しい山道を何時間も歩いて学校に通う子供達もいます。それでも彼らは学校に行けること自体がとても幸せと感じているのです。

 

「When someone is happy because of me, I feel happy.」(自分がそこにいることで誰かが喜んでくれる時、私も幸せ。)という子供もいました。

 

年配の人達が話すのはゾンカ語ですが、子供達はみんなバイリンガルで、市場などではそこにいる子供達が率先してゾンカ語と英語の通訳をしてくれます。 外国語で人に何かを伝え、人の役に立てることが嬉しくて仕方ないと言う気持ちが伝わってきます。

 

ブータンの子供たちは、英語の表現自体や文法だけではなく、自分を表現するために不可欠な「話の組み立て方」(レトーリック)と対話のためのコミュニケーション力を身に付けています。

 

英語力が彼らに広く深い知識を与え、彼らがブータンの象徴である鶴のように羽ばたいて行ってくれることを願います。

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